まずは、流水を人的に作り出すことの歴史から少しお話します。
現代では流れるプールなど、特別に珍しいものではありませんが、やはり、初めて現れたとき、びっくりしたことを覚えていませんか?
流水を発生する水槽を考案し、流れの様相について研究したのは歴史的にはかなり古く、1933年ドイツでのことでしたが、その後、スウェーデンで1968年、流れる水槽を水泳の研究に利用しはじめました。
さて、ここでは、特に、流水の物理的特性の中の、体表面のゆれを取り上げようと思います。
水中では、人体に水流が加わると、圧力により形状が大きく変わり、体の組織にフラッター現象(ゆらぎ効果)が起こります。

このゆらぎ効果は脳の活性化を促進して、人体のバランスを正常にするだけでなく、精神的にもリラクゼーション効果をもたらします。
では、ゆらぎ効果にはどのようなものがあるのでしょうか?
また、前後左右上下の3次元の流水を受けることにより、流水の速度を変えることにより、流水を受ける体位を変えることが出来ますので、リハビリテーションの場では、リハビリ効果が上がります。
※体温より低い水 → 熱生産 → エネルギー消費
※体温より高い水 → 抹消血管拡張・発汗作用 → エネルギー消費
流水プールでのわずかな水温の差は水中運動における生理学的変化において大きく影響します