水中トレーニングの目的は、水の力を利用して筋肉を傷めることなく、しかも安全に効率よく、筋力をアップさせることです。

リハビリにも役立つ水中トレーニング

最近は特に、水中運動療法として様々なリハビリに利用されております。

疾患のある関節を固定することによって、過度に負担をかけないことが可能になりますし、水中では、一度に全身のトレーニングが出来るからです。

浮力によって、疾患のある部分に体重をかけずにトレーニングが出来るため、特に、スポーツ選手のより早期な復帰も可能となりました。

水中トレーニングの効果

では、続いて、水中トレーニングの効果をまとめましょう。

1.水の中では、あらゆる動作に対して水の抵抗があります。

それに逆らうことにより、陸上では困難な筋肉、関節部分の可動域内で、安全活効果的にトレーニング可能です。

2.浮力によって、関節にかかる衝撃が抑えられます。

そこで、体力に応じた動作が可能になります。

3.筋肉が特に弱い部分でも、わずかずつ、段階的なトレーニングが可能です。

4.水中では、酸素消費が陸上の3倍必要ですので、シェイプアップ効果が高くなります。

5.浮力によって体を支える力が陸上より必要ですので、バランス感覚が養われます。

6.水着で行われることから、運動の様子、筋肉の動きをトレーナーが確認しやすく、アドバイスが適切です。

7.水温が30℃前後であることから、体温上昇が抑えられ、心臓への負担が少ないです。

8.体温調節が作用して熱が生産され、エネルギー消費量が増加します。

これらの水中トレーニングの効果を最大限に利用できるように、トレーナーさんたちは常に水の特性をよく理解しましょう。

 
























また・・・

 インナーマッスルのトレーニング

水中は浮力により体重や重力がかからないで動くことが可能となります。

インナーマッスルを鍛えるにはアウターマッスルをあまり使わないでトレーニングできることが望ましいのですが、陸上ですと各部位の重さや、重りを使わないとインナーマッスルを意識することができません。

その点水中ですと体重や重力を軽減できかつ余計な力が入らずにその筋肉だけを動かす事を意識しやすくなります。

往復運動もできかつ3次元運動も可能です。

 

左写真:左肩を外転した状態左写真は、左肩を外転した状態でのストレッチを行っています。

指導者は軽くアシストしていますが、トレーニングではこの手を下に下げていただいたり、肘を曲げての外旋運動等を行っていただいたりします。

 

 

    写真:肘を曲げての外旋運動   写真:手を下に下げて

写真:粘性抵抗トレーニング浮力により肩を90°外転した状態での動きを行います。

また腕を下げたり上げたり、角度を変化させたり、またスピードを変化させたりして粘性抵抗トレーニングを行ったりします。

 

 

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